福富町スタディツアー

団体

地域をまるごと博物館ととらえて,地域の自然・文化遺産の保護や活用を行うエコミュージアム活動。それを広島県中央部の賀茂台地を中心に展開しようと考えています。
活動は広島大学総合博物館を中心に,市民や学生,行政,企業などと適宜連携しつつ,ぼちぼちと行っています。

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2021年11月14日(日)に福富町スタディツアー(モニターツアー)を参加学生を募集して実施しました。

企画は,長年福富町の地域づくりに尽力されてきたT氏と,地域づくり学生サークルのメンバーの全面協力により,計画されました。

このモニターツアーは,東広島エコミュージアムを実践する上で,中心市街地や大学とエリアの周辺地域とをいかにつないでいくか,例えば,学生にとって周辺地域が意識の中に入っていなかったり,行こうと思っても行く手段が限られたりする中で,どうするとこれらの地域に出かけるきっかけを作れるのか,を考える情報を得るために企画されました。

今回は11名の参加がありました。

日程としては,おおよそ次のとおりです。

■9:00 大学発

■10:00-12:30 午前中は,現地見学。福富に詳しいT氏による案内

・福富ダム堰堤・広島県福富小水力発電所

・広島県福富太陽光発電所(車窓)

・製材や木工・木製品販売などを手掛ける「きこりや」

・東広島市福富物産シャクナゲ館(車窓)

・上の原牧場カドーレ

・長円寺・カントリーグレイン・星降るテラス(車窓)

・東広島市福富小・中学校・ミコシギク保護区

・東広島市福富多目的グラウンド・東広島市福富パークゴルフ場(車窓)

・旧久芳小学校(東広島市文化財センター整備予定地)

■12:30-13:15 昼食(最近評判の石川商店の油淋鶏弁当)

■13:30-16:30 午後は地元の方との交流

・福富のまちづくりについての説明と質疑応答

・参加者及び地元の方とのディスカッション

17:10 大学着

現地見学は駆け足でざっと見て回る程度であったが,参加した学生の評判は悪くなかったです。また,午後からのディスカッションは地元の方と学生らの話はかなり円滑かつ活発に行われました。学生にとって,貴重な経験になったと思われます。私にとっても,いろいろな気づきがあり,有意義な一日となりました。

福富ダム・しゃくなげ湖
福富ダム堰堤・下の小さな建物は小水力発電施設。600世帯分の発電が可能
3haのメガソーラー。500世帯分の発電が可能。福富ダムの小水力発電と合わせて,計算上,福富町の全世帯分の需要はまかなえている。
「きこりや」さん店内
福富支所内で,全体での説明と質疑応答
3つの班に別れての話し合い
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