安芸津スタディツアー

団体

地域をまるごと博物館ととらえて,地域の自然・文化遺産の保護や活用を行うエコミュージアム活動。それを広島県中央部の賀茂台地を中心に展開しようと考えています。
活動は広島大学総合博物館を中心に,市民や学生,行政,企業などと適宜連携しつつ,ぼちぼちと行っています。

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2022年3月10日に安芸津町スタディツアー(モニターツアー)を実施しました。参加者は12名でした。

このモニターツアーは,東広島エコミュージアムを実践する上で,中心市街地や大学とエリアの周辺地域をいかにつないでいくか,例えば,学生にとって周辺地域が意識の中に入っていなかったり,行きたくても手段が限られていたりする中で,どうすればこれらの地域に出かけるきっかけを作れるのかを考える情報を得るために企画されました。

日程としては,おおよそ次のとおりでした。

10:30 大学発

12:00 甲斐農園(安芸津のじゃがいも生産,柑橘生産,新規就農などについて農園を見学しながらお話をうかがいました)

14:00 本庄水産(安芸津のカキ養殖について作業場を見学しつつお話をうかがいました)

15:00 マルイチ商店(カキの仲卸業からカキ加工品・商品販売などの経営について会社に訪れてお話をうかがいました)

16:00 大浦鮮魚店(地元食材を用いた仕出し弁当や惣菜,地場の鮮魚店経営,アルバイトの学生と起業などについてお話をうかがいました)

17:00 参加者による意見交換会

18:30 大学着

ジャガイモ収穫体験農場。廃棄物埋立場→水田→畑地と土地利用が変遷し,新規就農者の研修農地とされていたところを教育的なイベントなどでの体験農地として利用されることに。今後,安芸津でのジャガイモ体験が定着するといいですね。
個人のミカン選果施設
甲斐農園のジャガイモ畑とミカン畑,レモン畑(ハウス)
カキの水揚・作業場。複数の業者が軒を連ねる。剥いた牡蠣殻がベルトコンベアで運ばれていく。
マルイチ商店が新たにオープンさせたショップ。カキの仲卸→カキを使った商品開発→そのマーケティングと進む中でショップをつくることになったそうです。
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